元NPB助っ人投手、韓国リーグ「開幕15連勝」新記録達成...地元メディア驚愕「歴史的シーズン」

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   2024年シーズンまで日本で活躍し、今は韓国プロ野球(KBO)リーグのハンファイーグルスに所属するコディ・ポンセ投手(31)が、25年8月12日に行われたロッテジャイアンツ戦で、開幕15連勝の韓国プロリーグ新記録を達成した。

  • ポンセ投手(本人インスタグラムより)
    ポンセ投手(本人インスタグラムより)
  • 楽天時代のポンセ(本人インスタグラムより)
    楽天時代のポンセ(本人インスタグラムより)
  • ポンセ投手(本人インスタグラムより)
  • 楽天時代のポンセ(本人インスタグラムより)

「ハンファのポンセは現代の先導者」

   先発のマウンドに上がったポンセは、最速157キロで、7回3安打無失点9奪三振の好投。チームは2-0で勝利し、ポンセは開幕から無傷の15勝目を飾った。

   ポンセは今シーズン23試合に先発し、いまだ負けなしだ。勝利数(15勝)、防御率(1.61)、奪三振(202個)は、いずれもリーグトップの数字で、シーズンMVPの最有力候補に挙がっている。

   米カリフォルニア州出身のポンセは、大リーグのピッツバーグ・パイレーツを経て、21年オフに日本ハムに移籍した。日本ハムでは先発投手として2年間プレーし、通算7勝10敗だった。

   23年オフに自由契約となり、楽天に移籍。24年シーズンは15試合に登板して3勝6敗、防御率6.72だった。日本では計3年間プレーし、通算10勝16敗、防御率4.54。

   24年オフに活動の場を韓国に求め、ハンファイーグルスに移籍した。今シーズンから韓国プロリーグでプレーしている。

   KBOリーグ1年目から無双を続けるポンセ。地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「ハンファのポンセは現代の先導者...20勝・奪三振の新記録に挑戦」とのタイトルで記事を公開した。

「投手部門のほとんどの指標でランキングの頂点に立っている」

   記事では「ポンセは歴史的なシーズンを過ごしている」とし、「投手部門のほとんどの指標でランキングの頂点に立っており、リーグ最優秀選手(MVP)級の成績だ。現在、ポンセが達成可能な目標は20勝、1点台の防御率、シーズン奪三振新記録だ」と期待を寄せた。

   そして、「ハンファがレギュラーシーズン37試合を残す中、ポンセが先発ローテーションを飛ばさなければ、あと7回程度、登板が可能だ。ここで5勝を追加すれば、KBOリーグ史上23人目のシーズン20勝を達成できる」と解説した。

   「スポーツ朝鮮」によると、ポンセは12日の試合後、「最終的な目標はチームの韓国シリーズ(NPBの日本シリーズに相当)優勝だけだ。個人的な目標はない」と意気込みを語ったという。

   チームは12日時点でリーグ2位(10チーム中)につけており、ポストシーズン進出の可能性が高まっている。

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