天皇陛下「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」
ただ、今後の取り組みについては、岸田氏が
「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を進め、『人間の尊厳』を中心に据えながら」
と表現していた部分が「分断を排して寛容を鼓し」になり、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」というフレーズが姿を消した。
天皇陛下の「おことば」には
「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」
の一節が加わった。
式典には天皇皇后両陛下、石破氏、98歳から3歳までの遺族ら約3830人が参列し、日中戦争と第2次世界大戦で犠牲になった約310万人を追悼した。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)