人気YouTuberグループのマナル隊が、2025年8月16日に投稿した動画で1か月の収支を公開した。
赤字額は「151万7470円」
マナル隊は北海道・十勝を拠点に活動し、運営するYouTubeチャンネル「マナル隊MANARUTAI」の登録者数が169万人を数えるYouTuberグループ。同グループは7月5日に公開した動画で、長らく続けてきたコント動画をやめて「多くの人が見たくなるような長い動画」を投稿していくと方向転換を発表した。
「【月収報告】企画にお金使いすぎてマジで金ない。ヤバすぎ。」と題した動画は、方向転換後最初の1か月の月収報告をするという内容。リーダーのたっかさんは単刀直入に「結成7年目にして初めての大赤字です」とし、赤字額が「151万7470円」に達したと伝えた。
なぜ多額の赤字を出してしまったのか。そこで、1か月で投稿された5本の動画の収支内訳を見ていくこととなった。たっかさんによれば、7月12日投稿の「【インド】スパイス買いにきただけなのに大変な目に遭いました」と題した動画は収益約16万円に対し支出33万8753円、同19日投稿の「【10km】プラレールのトーマス海まで走らせてみたら辛すぎて号泣」と題した動画は収益約20万円に対し支出7000円、同26日投稿の「【標高1000m】ドラム缶風呂かついで山頂を目指したら辛すぎて号泣」と題した動画は収益約8.5万円に対し支出3万5800円だったという。
釣竿代が120万円、船のレンタル代が11万円...
問題は、8月4日投稿の「【マグロ釣り】100センチ超え巨大マグロに挑んだら船から落ちかける「命懸けのマグロ釣り」」と題した動画だ。収益が4万円であるのに対して、釣竿代が120万円、船のレンタル代が11万円、交通費が2万3000円、宿泊費が1万6600円で合計支出額が134万9600円にも上ったとのことだった。加えて、収録時点で収益不明の同10日に投稿した「【ヘラクレスvsコーカサス】海外で野生のカブトムシ捕まえて最強を決めたらヤバいことに...」と題した動画の支出額が27万1287円になったとも語られた。
そして、1か月の合計収益が48万5000円であるのに対し、支出額が200万2470円であると明かされた。
とはいえ、たっかさんによれば、方向転換後に動画における高評価数が3倍、再生数が2.2倍、コメントの数が3倍になるなど視聴者からの反応は上々とのことで、今後も長尺動画を継続していくと宣言していた。