夏の甲子園大会、猛暑の甲子園球場でやる必要はあるのか 優勝経験者が持論「普通に考えたらドームだが...」

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「甲子園以外だったらやる価値なくなって野球を辞めている」

   「今の若い人たちは分かりませんが、僕らは当時、甲子園に出たいから、甲子園でやりたいからと思って、辛いことでも耐えられたわけじゃないですか。今の選手たちはどうか分からないが、これだけルールが変わってくれば、この先はドーム球場になる可能性もなきにしもあらずですよね」

   片岡氏は、「甲子園以外だったら、やる価値なくなって(野球を)辞めてますよ」という自身の意見を高校球児に押し付けるのではなく、「こればっかりは、今の選手たちに聞いてあげたいですね。選手たちはどう思っているのか」とした。

   片岡氏に同調した高木氏は、「高校生にアンケートをとってみたい。甲子園じゃないとダメなのか。他でもいいのかと」と提案した。

   高木氏の案に対して、片岡氏は「『他だったらどこがいいのか?』というアンケートをとってみたら、面白い結果が出るかもしれない。その土地にある球場。例えば、北海道だったらエスコン(エスコンフィールドHOKKAIDO)がある。福岡代表だったら、ペイペイ(ドーム)がいいと言うとか。そういうことも聞いてみたい」と語った。

   猛暑が続く中、第107回大会は21日に甲子園球場で準決勝2試合が行われた。

   第1試合では、日大三高(西東京)が、県立岐阜商高(岐阜)を4-2で破り、第2試合では、沖縄尚学高(沖縄)が山梨学院大高(山梨)を5-4で下し、それぞれ23日の決勝戦にコマを進めた。

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