帝劇休館で「備品」売る、座席に取っ手まで146品 「ラインナップ豊かすぎ」X興奮...運営会社も喜び「全ての商品が目玉」

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

「全て手作業で約1か月半かけて備品を取り出した」

   東宝演劇部の担当者は8月21日、J-CASTニュースの取材に応じ、備品販売に対するXの反響を「2月末に休館となってから半年経っているにも関わらず、帝劇への愛を感じるたくさんの投稿を拝見し、大きな反響に驚くとともに大変嬉しく思っております」と受け止めた。下記のようにも伝える。

「担当者としては、これまで長年ご愛顧を賜ったお客様への感謝を込めて、また帝劇の記憶をお客様の元で生かし続け次の帝国劇場へ想いを繋げていただくべく、休館後に全て手作業で約1か月半かけて備品を取り出した甲斐があったと感じております」

   第3弾のラインナップに関しては、「お客様それぞれに帝劇での思い出があると思いますし、一点もので帝劇の歴史と共に歩んできた商品も多いので、全ての商品が目玉と考えております」と誇る。

   なかには、一見すると渋い商品もあるのではないか。担当者は「強いて挙げるとすれば、Xで言及されている投稿もいくつか拝見しましたが、『取っ手』は渋い魅力のある商品の代表格かもしれません」とし、「帝劇があったときに着目していた方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、実は帝劇内のどの扉にも裏表にそれぞれ取っ手がついていました。きっとお客様の想像以上に帝劇の品格にふさわしいずっしりとした作りになっており、まさにプレミアムな記念の品かと思います」と魅力を述べている。

   同プロジェクトをめぐっては、5月に第2弾「席番プレート記念商品」の抽選販売もしていた。当時の倍率を尋ねると、「申し込み数や倍率はお答えできかねますが、非常にたくさんのお申し込みと反響をいただきました」とのこと。今後については「現在、プロジェクト第1弾で発表している帝劇のマテリアルをリメイクして作る商品の開発も進めております。そちらは2026年春頃までに販売開始予定ですので、今回の『第3弾帝劇プレミアム備品販売』と共に、是非ともご期待いただければ幸いです」と呼びかけた。

1 2
姉妹サイト