倉田真由美氏、「アフリカ・ホームタウン」問題で私見 「SNSで誤情報が発生」説に...「責任の所在を曖昧にするのは違う」

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   漫画家の倉田真由美氏が2025年8月26日にXで、独立行政法人国際協力機構(JICA)によるアフリカ諸国との国際交流事業「JICAアフリカ・ホームタウン」をめぐる問題に関する報道について、「SNSで勝手にデマが発生し迷惑みたいな論調で責任の所在を曖昧にするのは違うでしょ」などと私見をつづった。

  • 倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan/一部加工)
    倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan/一部加工)
  • The Tanzania Timesより(一部抜粋)
    The Tanzania Timesより(一部抜粋)
  • 倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan)
    倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan)
  • 倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan/一部加工)
  • The Tanzania Timesより(一部抜粋)
  • 倉田真由美氏のXより(@kuratamagohan)

「『SNSのせい、SNSが悪い』という論調にしがち」

   「JICAアフリカ・ホームタウン」をめぐっては、「The Tanzania Times」の「日本が長井市をタンザニアに捧げた」と直訳できる見出しの記事や、ナイジェリア大統領府による日本が特別なビザを発行するといった内容が記載されたプレスリリース、海外メディアの記事などがSNS上で拡散、誤解され、移民受け入れを促進しているといった不安の声も上がった。JICAや外務省はこれを否定、訂正を申し入れているとした。外務省は26日、ナイジェリア大統領府が事実と異なる部分を削除したプレスリリースを発表し直したと報告した。

   倉田氏は26日にXで「SNSで懸念が広がっているのは、ナイジェリア等アフリカ政府側の発表や英BBCの報道という根拠を受けてのこと。日本側がそれをデマというなら、SNSではなく当該国の政府、メディアに対してでなければおかしい」と指摘。「SNSで勝手にデマが発生し迷惑みたいな論調で責任の所在を曖昧にするのは違うでしょ」と私見を述べた。

   別の投稿ではさらに、「ともかくメディアはなんでも『SNSのせい、SNSが悪い』という論調にしがち」と指摘した。27日には、「発端はナイジェリア等アフリカ諸国の公式発表であり英BBCの報道であるのに、あたかも日本のSNSで誤情報が発生し広まったかのように言い募る人たち、分かっていてわざとそのように言っているのかそれとも知らないのか」と投稿した。

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