「施工中に客席の隙間に落下し、転がった可能性もある」
安全策は、主に5点ある。「施工において釘、ビスを使用する範囲の制限」「使用する釘、ビスについて外部からの持ち込み品との区別が可能な管理方法の導入」「キャノン砲保管のセキュリティ強化徹底」「キャノン砲の準備作業の記録撮影」「会場スタッフによるライブ公演の巡回・監視体制強化」だ。
また、施工中に客席の隙間に落下し、清掃時に撤去しきれなかった釘やビスが公演中の振動で客の足元に転がり出てきたといった可能性もあるとして、「専用機材を用いた客席清掃の強化徹底をいたします」と述べた。
そのうえで、「ご不安な思いをされたにかかわらず、本件を窓口までご報告いただきました方には心より御礼申し上げます。皆様に安心してイベントをお楽しみいただけるよう、安全対策を徹底したイベント運営に努めてまいります」などと締め括っている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)