DeNAバウアー「バット蹴り飛ばし」騒動、球団OB「故意に蹴った」と怒りも...球団は「反省させていると思う」

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「来季日本でのプレーはちょっと厳しいような気がします」

    そして、バウアーがバットを蹴り飛ばした実際の映像を見たという高橋氏は、率直な感想を語った。

    「僕は故意に蹴ったと思う。(バットが)あそこにあって、パーンと蹴って、当たってしまったということは絶対にない。またぐか、普通は避けて通る。それか、パッと拾ってどんなにイラついていても、バットボーイに渡すとか、カープのコーチに渡す。見ている人は、そうだと思うが、僕は故意だと思う」

    バウアーは今シーズン不調が続いている。ここまで20試合に登板して4勝10敗と、大きく負け越している。防御率は4.34で、クオリティスタート(QS=先発が6回以上投げ、かつ自責点3以内)達成率は50%となっている。

    スタッフから「成績不振に加えて素行不良となると、来季日本でのプレー、存続が危ぶまれる声もあるが?」と問われた高橋氏は「ちょっと厳しいような気がします。今回の一件はそれぐらい重要な問題になってくるのではないかなと思う」との見解を示した。

    バウアーは、大リーグのシンシナティ・レッズ、ロサンゼルス・ドジャースなどでプレーし、レッズ時代の20年に、その年に最も活躍した投手に与えられるサイ・ヤング賞を受賞した経歴を持つ。

    23年にDeNAと契約し、23年シーズンは10勝4敗、防御率2.76だった。大リーグ復帰を目指し、同年オフにDeNAを退団。メキシカンリーグでプレーするも、希望が叶わず24年オフに古巣DeNAに復帰した。

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