JAL、飲酒事案で謝罪...国交省が厳重注意 機長は懲戒解雇、予備群4人を乗務から外す

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「40年という月日に対して裏切ったような思い」、ジャンボ機事故遺族にも謝罪

   鳥取氏は会見冒頭、次のように謝罪した。

「お客様、ご遺族の皆様、そして、ご関係の皆様に大変ご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」

   「ご遺族」とは、単独機の事故としては世界で最も多い520人が犠牲になった日航ジャンボ機事故の遺族を指す。25年8月12日が、事故発生から丸40年の節目で、改めて安全運航を誓ったはずだったが、今回の事案は、わずか半月後の8月27日(現地時間)に起きた。

   鳥取氏は、謝罪の対象に遺族を含めた理由について、次のように説明した。

「度重なるこういう事例に対して、憤りや不信感を超えて、あきれているというような状況だと思うし、まさに40年という意味では、これまでのご遺族の方の、40年という月日に対して裏切ったような思いがあり、冒頭にお伝えをさせていただいた」

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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