「近くのキャストに声かけしていただければ、適切に対応」
また、スマホのアプリでアトラクションを予約できるプライオリティパスなどについては、利用したいアトラクションなどにいる係員のキャストに声をかけてほしいとした。そうすれば、キャストが自らの端末でチケットをスキャンし、アトラクションなどを予約できると呼びかけている。パス類の発行状況についても、キャストに確認できるという。
TDLを運営するオリエンタルランドの広報部は9月17日、J-CASTニュースの取材に対し、「スマホなし」でも楽しめないわけではないと強調した。
「QRコード(二次元コードの種類)ばかりでなく、旅行会社で発行する紙のバウチャーなどでも入園できます。学校などの団体が、旅行会社に手配する場合もあるかもしれません。アトラクションの予約をされたい場合は、近くのキャストに声かけしていただければ、適切に対応すると思います。有料のプレミアアクセスやレストランのモバイルオーダーも、現金などがあれば、購入できます。アトラクションなどの待ち時間についても、キャストに聞いていただければと思います」
ただ、紙の園内マップは配布しておらず、事前に公式サイトから印刷することを勧めるとした。迷子対策については、児童・生徒ごとに班を作るなどして行動するのが効果的なようだ。
「先生が引率して4、50人で動くのはあまり見たことがありませんが、子どもたちがチームを組んで歩くのをよくお見かけしますね。スマホのレンタルについては、園内では用意していません。スマホは、より便利に過ごせるツールではありますが、なければ必ずしも楽しめないわけではありません」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)