小泉進次郎氏「44歳」首相になるには若すぎる? 実は「初代」伊藤博文も同じ年齢だった

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   自民党総裁選について2025年9月13日、小泉進次郎農水相(44)が地元支援者に立候補の意思を伝えた。もし、小泉氏が首相となると44歳。じつは初代内閣総理大臣(1885年)の伊藤博文が首相になったのは小泉氏と同じ44歳の時である。平均寿命も高くなった今の時代、小泉氏は首相としては若すぎるのか?

  • 総裁選への立候補を決めた小泉進次郎農水相(2017年撮影)
    総裁選への立候補を決めた小泉進次郎農水相(2017年撮影)
  • 故・安倍晋三元首相(2017年10月撮影)
    故・安倍晋三元首相(2017年10月撮影)
  • 総裁選への立候補を決めた小泉進次郎農水相(2017年撮影)
  • 故・安倍晋三元首相(2017年10月撮影)

明治中期の平均寿命は40代前半

   16日には小林鷹之元経済安全保障相(50)と林芳正官房長官(64)も立候補の意思を正式に表明、高市早苗元経済安全保障相(64)も週内に正式表明する予定だ。中でも若い小泉氏に対しては、「経験不足」などの批判あるが、海外では、30、40代の指導者が続々誕生している。

   江戸の幕藩体制から明治の近代国家に移行する過程で、1885(明治18)年に内閣制度が創設され、初代の首相が伊藤だった。明治中期の男性の平均寿命は40代前半だったことを考えると、平均寿命が倍近くに伸びた現在、今の44歳は確かに若い。

   戦後で言えば、52歳で第一次政権の首相になった安倍晋三氏が、田中角栄氏(54)や細川護熙氏(55)を跳び超えて、最も若い首相となった。小泉純一郎首相は59歳だった。

   ちなみに、首相は岸田文雄氏(68)でちょうど100代。ただし、伊藤博文のように4回も首相になった人もいるので、首相は64人目だった。次の首相は104代目となる。

姉妹サイト