巨人リチャードは「40本打てる」、元中日2軍監督が太鼓判を押す理由...「阿部監督は我慢して使い続けている」

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「リチャードは当たった時にホームランになる確率が高い」

    「今年見ていても、ちょっと守備のミスとか、判断ミスとかあるが、ソフトバンク時代よりも、巨人に行ってから明るく感じる。打った時の表情とか。もともとそういう選手だったのか、自分で変わろうとして変わったのかは分からないが、そういう姿が非常に印象に残る。打率は2割台前半だけど、ホームラン11本、39打点。彼の1発の魅力」

    今シーズン、主砲・岡本和真内野手(29)が5月上旬に左腕を負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。阿部監督は、戦力補強としてリチャードを獲得。右の大砲への期待は大きく、積極的に起用してきた。

    片岡氏は、今シーズンの巨人に関して、「前半、岡本がいなかった分だけ、彼のホームランで流れを変えたり、勝った試合があった。阿部監督は、秋広を出してまで、我慢してサードで使い続けている。ジャイアンツには、ああいうキャラクターの選手がいない。なかなかやりにくいところ。そういう意味で、リチャードは今年1軍でホームランを11本打ったことは、かなり成長したと思う」と分析した。

    そして、「ファームでも、ホームランを20本以上打つ選手はなかなかいない。彼の場合、打率はそうでもないけど、当たった時にホームランになる確率が高い」とし、「リチャードは逆方向にホームランを打つことができる。確率的に、甘い球を仕留めて行けば、力的には(ホームランを)30発、40発打つ力はある」と太鼓判を押した。

    チームは23日時点でリーグ3位につけている。2位DeNAとは2.5ゲーム差ある。クライマックスシリーズ(CS)の本拠地開催をめぐり、DeNAと2位争いを演じ、26日、27日に敵地・横浜スタジアムで直接対決に臨む。

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