ドジャースのキム・ヘソン、起用巡る監督見解は「説得力に欠ける」...「左投手と相性良くない」に韓国メディア反発

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)が2025年9月24日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースの韓国出身キム・ヘソン内野手(26)の起用法を巡る、デーブ・ロバーツ監督(53)の見解に対して、「説得力に欠ける」と反発した。

  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
    キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
  • ソン・フンミンを激励するキム(ドジャースインスタグラムより)
    ソン・フンミンを激励するキム(ドジャースインスタグラムより)
  • キム選手を祝福する大谷選手
    キム選手を祝福する大谷選手
  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
  • ソン・フンミンを激励するキム(ドジャースインスタグラムより)
  • キム選手を祝福する大谷選手

「キム・ヘソンは徹底したプラトーンの犠牲者」

   同メディアによると、ロバーツ監督は24日に報道陣の取材に応じ、キムの打撃について「左投手との対戦では、あまり相性が良くない。ボールが彼から遠ざかるんだ」との見解を示したという。

   ロバーツ監督は今シーズン、相手チームの先発投手が左投げの時、左打者のキムをスタメンから外す傾向にある。24日のコメントは、キムの起用法に対する自身のスタンスで、左投手との対戦を避けてきたことへの「説明」とみられる。

   「スターニュース」は、このようなロバーツ監督の見解に対して「説得力に欠ける」と反発した。

   記事では「今シーズン、キムは左投手相手に対して、打率.368(19打数7安打)、1本塁打、3打点を記録し、OPS(出塁率と長打率を合わせた数字)は.947に達した」と主張し、次のように続けた。

   「『左右の使い分け』と呼ばれるプラトーンシステムが野球に普及しているが、キム・ヘソンは今シーズン、徹底したプラトーンの犠牲者だった。今シーズン通算152打席のうち、左投手相手にはわずか19打席しか機会を与えられなかった。左打者でありながら左投手に強い選手も存在する。今シーズンのキム・ヘソンがそうだった」

「ポストシーズンでも打席の機会を得るのは難しいかも」

   「スターニュース」は、キムのポストシーズン出場の可能性について、ロバート監督のコメントを紹介しながら前向きに捉えた。一方で、ポストシーズンでもロバーツ監督の方針は変わることがないとし、悲観的な分析を披露した。

   「ポストシーズンでは、キム・ヘソンの俊足と内外野をこなす万能性がドジャースに役立つ可能性があるが、キム・ヘソンが今シーズン示した数値とは無関係に、打席の機会を得るのは難しいかもしれない。左投手相手には優れた数字を残しているにもかかわらず、選手起用の権限を持つロバーツ監督から非常に厳しい評価を受けているためだ」

   大リーグ1年目のキムは、7月中旬に左肩を痛め、7月30日に負傷者リスト入り。9月2日に大リーグに復帰したが、復帰後は出場機会が激減している。

   9日のコロラド・ロッキーズ戦以降、スタメン出場がなく、15日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦を最後に打席に立っていない。9月の出場はわずか8試合で、打率は1割に満たない.071。出場機会に恵まれず、苦しい状況が続いている。

姉妹サイト