総勢71人、HKT48・NGT48が合同イベント 1年前の「よそよそしさ」一転、切磋琢磨で「もっと素敵なステージ」に

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前回イベントでメンバーを「見つけ」て「新潟に通い始めた人がいる」

   国内のAKB48グループのうち、AKB48(東京)、HKT48(福岡)、NGT48(新潟)の3グループは19年時点で「AKS」が運営してきたが、20年春から「DH」「マーキュリー(Mercury)」「フローラ(Flora)」という別々の会社が運営している。このうち、「マーキュリー」「フローラ」の持ち株会社として、「スプルート(Sproot)」が20年2月に設立された。このスプルート社が、ブースティーを運営している。運営体制変更とコロナ禍の影響でグループ間の交流は大幅に減少しており、今回のイベントは数少ない機会のひとつだ。

   ファン層の広がりを実感したメンバーもいた。NGT48の清司麗菜さん(24)によると、24年の初回イベントをきっかけに「私のパフォーマンスを見つけてくれて、そこから新潟に通い始めた人がいる」。

   久々のグループ交流を喜んだひとりが、両グループで最年長のNGT48・西潟茉莉奈さん(29)。久々に会ったHKT48・龍頭綺音(りゅうとう・あやね)さん(15)が、「どんどん成長していっている」といい、「母の気持ちになってますね」と目を細めた。

   HKT48の「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(25)は、1年前は「すごく不安でいっぱい」だったが、ファンの声援を励みに乗り越えたと振り返った。25年はこの経験を思い出しながらリハーサルに臨み、メンバーも「去年のよそよそしさ」を忘れたように、絆や団結力が生まれたという。

   NGT48キャプテンの藤崎未夢(みゆ)さん(24)も、1年前と比べて「より距離感が縮まって、すごく一体感が生まれたステージだったのでは」。この1年間「グループそれぞれで切磋琢磨」して「もっともっと素敵なステージ」にできたとも話し、ファンの応援で「成長できた」と笑顔を見せていた。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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