巨人2位確保は「90%厳しい」、元ヘッドコーチ悲観...CS本拠地開催へDeNAと熾烈争いに「ひとつでも落とすときつい」

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「今年ジャイアンツはケガ人に苦しんだ」

    9月に入ってから追い上げるDeNAに対して元木氏は、「また去年みたいになりそうだね」とし、(DeNAは)打線がつながって、筒香(嘉智)選手が打ち出している。シーズン前半はDeNAに勝って、ずいぶんと貯金が増えた。(通算)14勝8敗。でも、この数字を鵜呑みにすると、今のDeNAは投打ともにいいから、気持ちを引き締めて戦わないと厳しい」との見解を示した。

    今シーズン、主砲・岡本和真内野手(29)が、5月上旬に左ひじを負傷し戦線離脱。開幕投手を務めたエース戸郷翔征投手(25)は、シーズンを通して調子が上がらず、7勝9敗と負け越している。

    このような背景を踏まえ、元木氏は「今年ジャイアンツはケガ人に苦しんだ」と振り返り、次のように今後の展望を語った。

    「(今シーズンは)苦しかったが、そうとも言っていられない。クライマックスシリーズに出る限りは、下剋上ではないが、頑張ってもらわなければならない。選手が1戦1戦、熱くなって。残り5試合、まずそこ。『2位になんとかなろうぜ。本拠地でやろうぜ』という気持ちでやって。かなり厳しい。80%から90%厳しい。でもまだ(試合が)残っているから。100%じゃない。そこの部分でどうなるか」

    チームは今シーズン、リーグ2連覇を逃したが、巨人の山口寿一オーナー(68)は17日、阿部慎之助監督(46)の来シーズン続投を明言した。

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