群馬県前橋市の小川晶市長のSNSに、主に批判的なコメントが殺到している。小川市長は、男性部下とホテルを訪れたことが報じられ、2025年9月24日に会見で「男女の関係はありません」と主張しつつ、ホテルを訪れたことは認めた。「どうか辞任をしないで」応援の声も小川市長をめぐっては、NEWSポストセブンが24日配信の記事で、既婚の男性部下と複数回ラブホテルを訪れていたと報じた。記事では、男性との待ち合わせ場所近くまで公用車で移動した、記録的な大雨の日にもホテルで密会していたなどとも伝えられている。小川市長は同日に会見を開き、「特定の職員と複数回、ホテルに行ったことは間違いがありません」と認め、「場所が極めて不適切だった」として謝罪した。一方で、「男女の関係はありません」とし、その職員には「公私にわたる相談に乗ってもらっていました」と釈明。最初は飲食店やカラオケで話をしていたが、「周りの目があり具体的な会話が制限される」として、ホテルで話をするようになったとした。小川市長のインスタグラムやXの直近の投稿には、批判的なコメントが相次いでいる。インスタグラムの最新の投稿は、「市役所マルシェ」について紹介した9月17日の投稿だ。この投稿には、200件超のコメントが寄せられており、その多くは批判的な意見で、例えば「どこがクリーンな市政だよ!」「いい身分ですね」といったものだった。Xの17日の投稿にも、リプライ(返信)が470件超あり、「投票してたのに、ガッカリです」「前橋市役所には、落ち着いて打ち合わせができる会議室もないのですね」「市長辞めろ」といったコメントが寄せられている。一方で、「どうか今後も市政運営に尽力してください」「応援しています。どうか辞任をしないでほしいです」など、多くはないが応援の声も書き込まれている。小川市長は、市の公式サイトによると、群馬県議として4期務めたのち、24年2月に前橋市長に初当選した。
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