アルピニストの野口健氏が2025年10月1日にXで、週刊文春が報じた神奈川県内の自民党員800人超が離党状態になっていたとの記事をめぐり、「これが事実ならば小泉進次郎さんは今回の総裁選はご辞退された方がいいのではないか」などと私見を述べた。
「解党的で直しが『これ』ですかと...」
自民党は総裁選の投票資格を持つ神奈川県内の自民党員数を800人超増加に修正したと報じられている。
修正の経緯は、週刊文春電子版が詳報している。文春は9月30日、「【衝撃スクープ】小泉進次郎側近が党員826人を勝手に離党させていた!『9割超が高市派だった』元支部長が重要証言」と題する記事を公開。
記事によると、小泉進次郎氏の陣営である県議の指示によって、高市早苗氏派とみられる800人超の党員が勝手に離党処理されていたという。ところが、党員から「総裁選の投票用紙が届かない」との声があがり、名簿から削除されていたという。そこでその800人超の党員を元に戻し、党員が増えることになったというものだ。一方、県議本人は離党処理の指示を否定しているという。
野口氏はXで、この記事を紹介する週刊文春のX投稿を引用。「これが事実ならば小泉進次郎さんは今回の総裁選はご辞退された方がいいのではないか。小泉氏の直接的な関与はイメージできませんが、しかし、仮に事実ならば党内に激震が走るのでは」と推測した。
続けて、「解党的で直しが『これ』ですかと...(原文ママ)」と落胆を伝えた。
「ステマ騒動もそうですが仮にご本人が直接的に関わっていなかったとしてもダメージは計り知れない」とし、「陣営を刷新する必要もあるでしょう。まだお若い。今回の総裁選は退いた方がご本人のためになるのではないかと...」と提案した。