野口健氏、小泉進次郎氏に「総裁選は退いた方がご本人のためになるのでは」 自民神奈川県連党員数めぐる報道に落胆

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   アルピニストの野口健氏が2025年10月1日にXで、週刊文春が報じた神奈川県内の自民党員800人超が離党状態になっていたとの記事をめぐり、「これが事実ならば小泉進次郎さんは今回の総裁選はご辞退された方がいいのではないか」などと私見を述べた。

  • 野口健氏のX(@kennoguchi0821)より
    野口健氏のX(@kennoguchi0821)より
  • 小泉進次郎氏
    小泉進次郎氏
  • 小泉進次郎氏のX(@shinjirokoiz)より
    小泉進次郎氏のX(@shinjirokoiz)より
  • 野口健氏のX(@kennoguchi0821)より
  • 小泉進次郎氏
  • 小泉進次郎氏のX(@shinjirokoiz)より

「解党的で直しが『これ』ですかと...」

   自民党は総裁選の投票資格を持つ神奈川県内の自民党員数を800人超増加に修正したと報じられている。

   修正の経緯は、週刊文春電子版が詳報している。文春は9月30日、「【衝撃スクープ】小泉進次郎側近が党員826人を勝手に離党させていた!『9割超が高市派だった』元支部長が重要証言」と題する記事を公開。

   記事によると、小泉進次郎氏の陣営である県議の指示によって、高市早苗氏派とみられる800人超の党員が勝手に離党処理されていたという。ところが、党員から「総裁選の投票用紙が届かない」との声があがり、名簿から削除されていたという。そこでその800人超の党員を元に戻し、党員が増えることになったというものだ。一方、県議本人は離党処理の指示を否定しているという。

   野口氏はXで、この記事を紹介する週刊文春のX投稿を引用。「これが事実ならば小泉進次郎さんは今回の総裁選はご辞退された方がいいのではないか。小泉氏の直接的な関与はイメージできませんが、しかし、仮に事実ならば党内に激震が走るのでは」と推測した。

   続けて、「解党的で直しが『これ』ですかと...(原文ママ)」と落胆を伝えた。

   「ステマ騒動もそうですが仮にご本人が直接的に関わっていなかったとしてもダメージは計り知れない」とし、「陣営を刷新する必要もあるでしょう。まだお若い。今回の総裁選は退いた方がご本人のためになるのではないかと...」と提案した。

小泉進次郎氏は文春の記事に抗議

   一方で、小泉氏は10月1日にXで、週刊文春の記事に対し「事実に反する内容を印象付けるもので、自民党総裁選に不当な影響を与えかねない記事であり極めて遺憾です」と、抗議している。

   小泉氏は神奈川県内の党員をめぐる出来事について「今回初めて知ったところであり、全く関知しておりません」としている。

   また、記事中の出来事は6月に起きたことであるため、「参議院選挙以前の話であり、参院選の敗北等に伴う総裁選挙の開催に関連しようがない出来事」だとし、「にもかかわらず、当該記事は、あたかも、総裁選挙が行われることを前提として、自らに有利になるように私や私の関係者が何らかの動きをしたかのように印象づける内容となっており、著しく事実に反します」と訴えた。

   「自民党総裁選挙の最中に、このようなそもそも私の関知しない事実を、あたかも総裁選のために私や私の関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえません」と強く批判し、記事の訂正を求めた。

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