日本航空(JAL)が、2025年10月1日に開催予定だった大阪・関西万博を記念した特別デザイン機「JALガンダムJET」によるチャーターツアーを中止した。「最少催行人員に達しなかったため」だという。Xでは、告知不足だったのではないかとして嘆く声も広がっている。
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大阪・関西万博の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(2025年4月撮影) -
2025年3月3日にJALが報道陣にお披露目した「JALガンダムJET」。(c)創通・サンライズ -
機体には民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」のイメージをあしらった(c)創通・サンライズ -
ミャクミャクは機体中央部に描かれている(c)創通・サンライズ -
中止されたチャーターツアー「大阪・関西万博仕様『JALガンダムJET』チャーター関西空港からTAKE OFF!第二弾」、公式サイトより
ガンダム館とのコラボ機、ツアーは2万9800円から
「JALガンダムJET」は、万博でバンダイナムコが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムパビリオン)」とコラボし、外装に「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」と万博公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれている。機体にはボーイング737-800型機を採用した。
10月1日に開催する予定だった日帰りツアーは、関西空港を午前中に出発。遊覧中は機内でガンダムパビリオンの解説動画が放映され、正午ごろに着陸後、JALガンダムJETの記念撮影会も。到着ロビーで解散するという行程だった。
JALオリジナルの「搭乗証明書」に加え、今や入手困難な万博入場券とガンダムパビリオン入場券が付く豪華ぶりだ。旅行代金はクラスJが3万1800円、普通席が2万9800円から。先着順で定員155人。最少催行は120人とし、9月4~10日の間に応募を受け付けていた。
しかし、公式サイト上で「当チャーターツアーは最少催行人員に達しなかったため、催行中止となりました」と発表された。