日本航空(JAL)が、2025年10月1日に開催予定だった大阪・関西万博を記念した特別デザイン機「JALガンダムJET」によるチャーターツアーを中止した。「最少催行人員に達しなかったため」だという。Xでは、告知不足だったのではないかとして嘆く声も広がっている。ガンダム館とのコラボ機、ツアーは2万9800円から「JALガンダムJET」は、万博でバンダイナムコが出展する民間パビリオン「GUNDAMNEXTFUTUREPAVILION(ガンダムパビリオン)」とコラボし、外装に「RX-78F00/Eガンダム(EX-001グラスフェザー装備)」と万博公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれている。機体にはボーイング737-800型機を採用した。10月1日に開催する予定だった日帰りツアーは、関西空港を午前中に出発。遊覧中は機内でガンダムパビリオンの解説動画が放映され、正午ごろに着陸後、JALガンダムJETの記念撮影会も。到着ロビーで解散するという行程だった。JALオリジナルの「搭乗証明書」に加え、今や入手困難な万博入場券とガンダムパビリオン入場券が付く豪華ぶりだ。旅行代金はクラスJが3万1800円、普通席が2万9800円から。先着順で定員155人。最少催行は120人とし、9月4~10日の間に応募を受け付けていた。しかし、公式サイト上で「当チャーターツアーは最少催行人員に達しなかったため、催行中止となりました」と発表された。前回ツアーは万博会場までの送迎バスがあったツアー中止はXでも注目され、「えー、なにこれ~知ってたら絶対予約してたのに...」「ガンダムと万博大好きでも一切知らなくて唖然としてる」「ミャクミャクとガンダムと飛行機で売り切れない訳ないんだから完全に広報不足」「もっと宣伝してくれてたら!!!」「知ってたらみんな応募していたと思う」「めっちゃ勿体ない」といった声が相次いでいる。なお、今回中止されたツアーは第2弾にあたり、8月29日には第1弾が開催されていた。第1弾は抽選応募形式で、およそ半月のうちに二次募集まで行われた。内容は一部異なり、ツアー開始前にガンダムパビリオンの映像監督・辻本貴則氏と俳優・武田真治氏(ジオング役)との「特別トークセッション」があったほか、万博会場までの送迎バスも用意されていた。
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