自民党総裁選、開票近づくも...投票用紙「届かない」「ぎりぎりに届いた」の声Xで散見  実際不備はあった?党本部の回答は

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   2025年10月4日に開票を控えた自民党総裁選。しかし、SNSでは、投票資格があるにもかかわらず投票用紙が「届かない」「締め切りぎりぎりに届いた」といった書き込みが散見される。こうした不備は実際に起きているのだろうか。

   自民党の党員投票担当は、郵送に時間がかかる場合や、転居時に届け出がなく返送されてしまった人に再送する場合などがあり、投票用紙の到着が遅れたケースがあると説明する。

  • 自民党
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  • 小泉進次郎氏(25年9月24日撮影)
    小泉進次郎氏(25年9月24日撮影)
  • 高市早苗氏(25年9月24日撮影)
    高市早苗氏(25年9月24日撮影)
  • 林芳正氏(25年9月24日撮影)
    林芳正氏(25年9月24日撮影)
  • 茂木敏充氏(25年9月24日撮影)
    茂木敏充氏(25年9月24日撮影)
  • 小林鷹之氏(25年9月24日撮影)
    小林鷹之氏(25年9月24日撮影)
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  • 小泉進次郎氏(25年9月24日撮影)
  • 高市早苗氏(25年9月24日撮影)
  • 林芳正氏(25年9月24日撮影)
  • 茂木敏充氏(25年9月24日撮影)
  • 小林鷹之氏(25年9月24日撮影)

「前二年の党費を納入した党員」の投票資格満たさないケースも

   総裁選は10月3日に党員投票締め切り、4日に議員の投票と議員・党員票の開票が行われる予定だ。自民党は公式サイトで党員に向けて、10月1日午前までに投函をするよう呼びかけている。

   しかしXには、10月1日時点で投票用紙が届いていないとする声や、締め切り前日の2日に届いたとする声が書き込まれている。

   こうした不備は実際に起きているのだろうか。自民党の党員投票担当は3日、J-CASTニュースの取材に、投票用紙は告示日の9月22日に発送されているが、郵送に時間がかかる場合があるほか、

「転居をお届けいただいておらず、返送されてしまい、こちらから新しい住所をお伺いして再送させていただくなどで、実際にお手元に届くのが遅れるという事態は発生しています」

と説明した。

   件数については、党本部だけではなく各都道府県連で対応しているものもあるため、全体数は把握していないとした。

   また、実は投票資格がなかったというケースもあるとした。

   総裁選の投票権を有する選挙人は、総裁公選規程で、「日本国籍を有する二十歳以上の者」かつ「前二年の党費を納入した党員」などと定められている。

   党本部で「投票用紙が届いていない」と連絡を受けて確認したケースのほとんどは、「今年入党された方や昨年入党された方、逆に昨年に党費をお支払いいただいていなくて党籍が切れてしまっている方」だったとした。

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