参政党の神谷宗幣代表が2025年10月8日、自民党の高市早苗総裁から、あいさつを受けたことをXで明かした。
「方向性の合う政策には協力するし、そうでないものはきっちり反対する」
神谷氏は「今日の記者会見は冒頭の挨拶後に中座して、自民党の高市新総裁や役員の皆さんの挨拶を受けました」と報告し、高市氏との会話の内容を明かした。
「私も関西で政治活動をしていたので、『共通の知人が多いですね』と言った話があり、私からは方向性の合う政策には協力するし、そうでないものはきっちり反対するとお伝えしました」
さらに、「高市さんからは『参政党のネット戦略を学ばせてもらいたい』という話もでたので、「『こは1番の企業秘密ですから教えられません』とお返しました(笑)」と断ったという。
神谷氏は12年に自民党に入党し、大阪13区の選挙区支部長を務めた。吹田市議会議員を2期目の途中で辞職し、衆院選に自民党公認で大阪13区から出馬したが、落選。
15年からは無所属で活動し、20年に参政党を結成した。
「幸い高市さんは保守的な考えをお持ちで」
同日の記者会見でも、神谷氏は高市新総裁の誕生について語っている。
優勢と報じられていた小泉進次郎農水相を破り高市氏が総裁の座を手にしたことについては、「大方の期待をひっくり返す形、予想をひっくり返す形でですね、高市さんが総裁になれたということであります」。
「有力だった小泉さんとはですね、参政党とはかなり政策が違うので。小泉新総裁となれば、また総理になられるようなことになれば相当政策でぶつかるなという風に思っていました」とし、安堵をにじませた。
「幸い高市さんは保守的な考えをお持ちで。参政党の政策と近い部分があります。積極財政ですとか外国人の受け入れの制限、それからあと選択的夫婦別姓をやらないとかですね。そういったことは、我が党と一致する部分が多いかなという風に思っています」
今日の記者会見は冒頭の挨拶後に中座して、自民党の高市新総裁や役員の皆さんの挨拶を受けました。
— 神谷宗幣【参政党】 (@jinkamiya) October 8, 2025
私も関西で政治活動をしていたので、
「共通の知人が多いですね」と言った話があり、私からは方向性の合う政策には協力するし、そうでないものはきっちり反対するとお伝えしました。… pic.twitter.com/9TrKUUuzKc