自民党の公式YouTubeチャンネルが2025年10月10日、自公の連立解消を伝えた公明党・斉藤鉄夫代表との党首会談を終え、記者団の取材に応じた高市早苗新総裁をライブ配信した。
配信された音声が小さかったとして、視聴者の間で「高市さんの声が聞き取れない」「音量最大でも聴きづらい」などと波紋が広がった。
「マイクの音量についてご不便をおかけします」
斉藤氏は10日午後の党首会談で、高市氏に対し、「政治とカネ」の問題で十分な回答がなかったとして、26年間継続してきた連立を解消することを伝えた。会談後の会見で斉藤氏は、首相指名選挙は自身に票を投じると明かした。
高市氏も記者団の取材に応じ、自民党の公式YouTubeチャンネルでは「緊急生配信!高市早苗総裁会」という題でライブ配信が行われた。
同配信では、カシャカシャとシャッター音が響いた一方で、マイクの問題なのか、高市氏の声はくぐもった小さい音で流れた。撮影場所に近いとみられる記者の声は、比較的大きく聞こえるようだった。
配信を受けて視聴者からは、コメント欄で「マイク入ってる???」「音量最大でも聴きづらいよ~」「シャッター音しか聞こえない」「高市さんの声が聞き取れないの!」「何で記者の声は聞こえるんだよ!」「こんな大事な時になにやってんだ」「放送事故だろ!!」といった声が相次いだ。なかには、他媒体の配信やテレビ中継の音声は問題ないとの指摘もあった。
会見終了後には、チャンネル側が「マイクの音量についてご不便をおかけします。この後、音量を上げた動画を公開します」とコメントを残している。