米朝会談「行われない」、経済的補償なければ拉致問題動かぬ 脱北外交官が会見で見通し

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「北朝鮮は拉致問題解決の意志を持っている」というが...

   日朝関係については、李氏は「北朝鮮は拉致問題解決の意志を持っている」と指摘。ただ、

「小泉(純一郎)氏が(02年と04年に)北朝鮮を訪問したとき、(北朝鮮は)経済的補償を期待していたが、それを得ることができなかった」

ことが尾を引いているとみているようで、

「日本が経済的補償を提案しない限りは、首脳会談は行われないだろう」

とも指摘した。

   問題解決の方法を問われると、李氏は

「時間が必要だ。金正恩氏にとって優先順位が高いのはロシア。その次が中朝、その次がトランプ氏との接触、その次が日本。北朝鮮は日本に関心を持っているが、個人的には、さらに忍耐が必要だと思う」

と答えた。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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