石破茂首相が2025年10月13日、大阪・関西万博の閉会を前に珍しい「ミャクミャク」と交流する様子をXで公開した。「朝一番からレアキャラの黒ミャクミャクに遭遇」石破氏は「本日は大阪・関西万博の閉会式。朝一番からレアキャラの黒ミャクミャクに遭遇」として、黒いミャクミャクのぬいぐるみを手にした写真を公開した。1枚目は、石破氏が寝そべったポーズの黒いミャクミャクを抱き上げ、しげしげと見つめる写真。2枚目は、ミャクミャクをカメラに向け嬉しそうなツーショットだ。3枚目は会議中と思しき一場面で、テーブルの中央には、石破氏の方を向くお座りポーズのミャクミャクの姿が。石破氏は手元にしっかりとミャクミャクを携えている。続く投稿では、「プロデューサーのみなさまと、それぞれの、全体の『いのち輝く』『未来社会』について語りました」とし、ミャクミャクを手にしたプロデューサーらとの写真も公開している。「最初、私は恐ろしく、衝撃を受けて...」から一転「ミャクミャク愛」を見せている石破氏だが、その道のりは平坦ではなかったようだ。毎日新聞が2月に公開した「石破首相とミャクミャク、万博PRで深まる接触 きっかけは『音声』」との記事によると、万博開幕前に首相官邸エントランスにミャクミャク人形が設置された際には、石破氏はやや怯え気味だったという。設置後まもなくの会合でのあいさつでは「ミャクミャクくん、最初、私は恐ろしく、衝撃を受けて、ああ今の時代はこうなんだと思いました」と語り、「やっぱり慣れないといけません」と自らを奮い立たせるようなコメントもあったという。しかし、その後は毎朝のあいさつなどでコミュニケーションを深め、3月に行われたファッションイベント「東京ガールズコレクション」のステージには、ミャクミャクと連れ立ってサプライズ登場。息のあった掛け合いで会場を沸かせた。「黒ミャクがレアだと知っているのさすがすぎる」 万博閉会目前での「黒いミャクミャク」との出会いを喜ぶ石破氏の姿に、「黒ミャクがレアだと知っているのさすがすぎる おうちに連れて帰ってあげてほしいです」「石破総理はミャクミャクかなりお気に召されてますよね 黒ミャクミャクは初めて見ました」などとする声が寄せられた。 また、9月に退陣の意向を表明していた石破氏だが、臨時国会の召集が遅れたことを受け、首相として万博閉幕日を迎えることとなった。 SNSでは、「閉会式も石破さんで本当に良かった。今回の万博といえばミャクミャクと石破さんの幸せなやり取りですよね見る度に癒されました笑」「万博が終わってしまうのは寂しいですが、総理とミャクミャクが一緒に有終の美を飾ることができて本当に良かったです」といった声も上がっている。
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