議員定数削減で少数政党「潰しにかかってる」、ホリエモン指摘 「問答無用でやるよって意思表示でしょ」

   ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が2025年10月20日にXで、日本維新の会が自民党との連立条件として提示していた「議員定数削減」について見解を披露した。

  • 堀江貴文氏(2019年撮影)
    堀江貴文氏(2019年撮影)
  • 堀江貴文氏のXアカウントより(@takapon_jp)
    堀江貴文氏のXアカウントより(@takapon_jp)
  • 堀江貴文氏(2019年撮影)
  • 堀江貴文氏のXアカウントより(@takapon_jp)

「これって泥臭い政治闘争の話」

   堀江氏が20日に反応したのは、政治団体「チームみらい」の安野貴博党首のX投稿だ。

   安野氏は18日、議員定数削減に反対だとし、その理由を3点挙げた。(1)国会議員の新陳代謝がより悪化する(2)諸外国と比較して日本は国会議員の数がそもそも少ない(3)定数削減によって得られるコストメリットは限定的――だとしている。

   これに対し、堀江氏は引用リポストで反応。安野氏の意見について、「たぶんそういう正論の話じゃなくてこれって泥臭い政治闘争の話」だと指摘した。その意図を次のように説明している。

「小選挙区の票を固められる自民、維新、立憲にとっては有利で公明、参政、れいわあたりを潰しにかかってるというシンプルな話かと。そしてこれは正論をぶち上げても彼らの数の論理で押し切られますね」

   さらに続く投稿では、「しかも比例復活はずるいので止めるみたいな大義もあるし、大した額でもまず隗より始めよ的なスタンスを示すことにもなるし思ったよりも狡猾に進めてますよね」との見解も示す。また、「後継に向けて麻生さんの選挙区の周りのライバル議員を潰すのにも役に立つ」とも述べた。

   間接的に公明・参政・れいわを「潰すべきかどうか」が国民に問われているのかと質問した一般ユーザーに対し、堀江氏は「問われてなくて問答無用でやるよって意思表示でしょ」と返答している。

姉妹サイト