職員とホテルで密会していた問題で、群馬県前橋市の小川晶市長(42)は、「公約を実現することが私に課せられた責任」とXで続投の意思を改めて表明したが、疑問や批判が収まらない事態になっている。
部下の既婚男性と10回以上ラブホテルで密会していたことが発覚し、小川市長は、「反省も含めて考える時間をいただきたい」などと話していたが、2025年10月17日になって、会見で態度を表明した。
Xアカウントは、リプライをほぼシャットアウト
小川市長は、「選挙の時の公約を一日でも早く果たしてほしいという市民の強い言葉をいただいた」として続投を表明し、道義的責任を明確にするために自らの報酬を50%削減すると明らかにした。
その後、1か月ぶりにXを更新し、「私の行動により、市民の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とまず謝罪した。そのうえで、「多くのご意見を受け止め、熟慮の末、掲げた公約を実現することが私に課せられた責任であると改めて決意しました」と改めて続投の意思を明確にした。そして、「信頼を取り戻すには、言葉ではなく行動です。教育・福祉・防災など、市民の暮らしを守るために、誠実に取り組み続けます」としている。
小川市長のXは、自らがフォローしているアカウントなどだけがリプライを送れる設定になっている。このため、ほとんど反応はなかったが、ネット上では、続投への不満がくすぶっている。