吉田はるみ衆院議員、「同級生」を過労死で亡くしたと明かす
立憲民主党・枝野幸男衆院議員も23日、労働時間規制の緩和に関する報道に言及。「過労死に象徴される『人を使い捨てにする経済』が、国力の急激な低下をもたらしました」と説明したうえで、「失敗した昭和の古い『改革』と徹底して闘い、『人間中心の経済』で活力と安心の未来を切り開きます」とコメントした。
同党・岡田悟衆院議員も22日、「実際には選べないんですよ楽な方を。会社で働いたことのない政治家に、サラリーマンのリアルが分からないだけでしょう」と苦言。「いわゆるJTCの宿痾である過労死から何も反省していないのではないか」と批判した。
この投稿に対し、同党・吉田はるみ衆院議員も22日、一か月の残業時間が200時間を超えていて、「助けてほしい...と何度も思った」と会社員時代を振り返った。また、「同級生はある朝起きてこなかった、過労死だった」とも明かした。「こんな悲しいこと、起こしてはならない。サラリーマンの現実は、政治の世界に長くいる方には分からないのか」と訴えている。