「暴走した承認欲求に突き動かされ...」 「にじさんじ」運営会社が誹謗中傷加害者の意識調査公開、評価の声多数

「強い承認欲求と日頃のストレスがあり、精神的に不安定な状態」

   公表された意識調査の回答によると、加害者は20代後半の女性という。

   荒らし行為や危害予告をした理由については、

「配信者様とリスナー様の距離が比較的近い界隈のため、自分の好きなライバー様 との距離感を一方的に縮めようとしてしまいました」

と、回答している。

   加害者は、「強い承認欲求と日頃のストレスがあり、精神的に不安定な状態」であったことが背景にあると振り返っており、「もしあの時、心療内科を受診するなり、配信を見るのを辞めていればこのような問題を起こすことは無かったと、今では猛省しています」としている。

   自身が行った行為が「刑事または民事で責任追及される可能性のある行為であることを認識していたか」という質問には、「行為に及んだ当時も漠然とではありますが認識しておりました」と回答。しかし、「日常生活におけるストレスから来る精神的な不安定さにより、その認識が薄れ、行為を止めることが出来ませんでした」という。

   荒らし行為や危害予告を行っている間の感情については、「甲斐田晴様や、他のライバー様、にじさんじリスナーの皆様が困惑し、不快な思いをされているのを見て、今では最低と自覚するほど卑劣な感情を抱いておりました」という。具体的には、

「面白がっているという感情や、ライバー様が自分に反応しているという異常な承認欲求を満たしているという、極めて歪んだ感情が混在していました」

と明かした。現在は、「当時の行為がいかに相手を傷つけるものであったかを深く理解しており、このような光景を見たら大変不快に感じると冷静に判断できます」とした。

   また、当時は「当時の自分は、自身の暴走した承認欲求に突き動かされ、投稿内容が拡散されることのみを考えておりました」といい、「対象となるライバーの方々やファンの皆様を深く傷つけ、多大なご迷惑をおかけするという想像力が完全に欠如しておりました」とも明かしている。

姉妹サイト