静岡県伊東市の公式サイトが2025年10月20日に更新され、田久保真紀市長のプロフィールページの「略歴」欄の最終学歴が「静岡県立伊東城ケ崎高等学校普通科卒業」になった。「提出された経歴書を基に作成」東洋大学を卒業したとしていたものの、実際には除籍された可能性が高いとして、学歴詐称疑惑が問題となった田久保市長。これまで伊東市ウェブサイト上の「田久保市長のプロフィール」ページの「略歴」には学歴は掲載されておらず、「2019年伊東市議会議員(1期目)」「2023年伊東市議会議員(2期目)」「2025年5月29日第21代伊東市長就任」のみだった。しかし、10月20日に更新された「田久保市長のプロフィール」ページの「略歴」には先頭に「昭和63年3月静岡県立伊東城ケ崎高等学校普通科卒業」が追加されることに。また、ページ内には「※伊東市長就任時提出書類等に関する要領により提出された経歴書を基に作成しています」という注意書きが記されていた。田久保市長は9月10日、同市議会が不信任決議案を全会一致で可決したことを受け、議会を解散。10月19日に同市議選挙の投開票が行われた。新議会で3分の2以上の議員が出席し、過半数が不信任決議案に賛成した場合は市長は失職することになる。
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