Luup新車両「Unimo」にさっそく懸念の声も 若者が歩道を時速20キロで走るのではないか?安全対策を聞いた

実証実験は「調整中」、高齢者の安全性は今後の課題

   Unimoは26年度中に複数地域で実証実験を行う予定だ。具体的な検証項目は、「詳細については現時点では調整中」という。だが、「全国各地の幅広い年齢層・属性の方々のお声を聞いた上で改善を加え、より多くの方々にご利用いただけるよう努めていきたい」としている。

   現在の電動キックボードは、通行区分違反や信号無視などの交通違反が多発している。こうした状況を受けてか、SNS上では、Unimoに対し、若者が歩道を時速20キロメートルで走るのではないかと懸念する声が上がった。

   この点について、広報は「基本的な交通ルールが軽視されていることについて、とても残念に思い、重く受け止めています」とした上で、「現状では、全てを自動で検知することはできないため、人的オペレーションも含めて現場でできることを最大限行っています」と説明した。

   また、免許返納後の高齢者が乗った場合でも安全性は保たれるのか。こうした懸念する声については、「今後の試乗会や実証実験を通じて安全性や利便性等に関するデータや課題点を収集し、交通ルール啓発やサポート体制のあり方についても検討を重ねて改善するとともに、安全・快適に利用いただけるようにしていきたい」と回答した。

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