「キムはまもなく優勝指輪まで手に入れる」
「キム・ヘソンは、まさにワールドシリーズ優勝チームの一員として激戦のフィールドを踏み、ついに優勝トロフィーを掲げたのだ。まもなく優勝指輪まで手に入れることになる。振り返ってみれば、このハッピーエンドの起点となったのは1年前、大谷翔平の助言に端を発したと言っても過言ではない。キム・ヘソンは、キャリアの命運を左右する助言をくれた大谷に、生涯感謝を伝えなければならないだろう」
キムは今シーズン、マイナーで開幕を迎え、5月上旬に大リーグに昇格した。レギュラーシーズンは71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.699だった。
ポストシーズンでは、全シリーズでロースター(出場選手登録枠)入りを果たすも、出場は地区シリーズ第4戦の1試合だけだった。ワールドシリーズでも第6戦まで出場がなかったが、第7戦の延長11回にセカンドの守備に入り、グラウンドで優勝の瞬間を過ごした。
24年に続き、ワールドシリーズ2連覇を達成したチームは、4日(日本時間)に地元ロサンゼルスで凱旋パレードを行った。