コンマ1秒さえ削るのは難しいと痛感できる魅力
かつて「スポーツカー冬の時代」などと言われたが近年は一転、現在の日本はスポーツカーの黄金期かもしれない。多くのモデルに6速マニュアルミッションも存在する。
なぜ少数ながらスポーツカーが存在し、モータースポーツも存続するのか。それはプロ野球を見るのも楽しいが、自分で草野球をやる方がさらに楽しいからだろう。
この場合のプロ野球とはF1やWRCなど観戦するモータースポーツであり、草野球とはジムカーナやダートトライアル、サーキットのタイムアタックなど自分が参加するモータースポーツだ。
筆者もスバルのWRX-STIとBRZを所有し、静岡県の富士スピードウェイでジムカーナの練習会やショートコースのタイムアタックに参加している。ノーマルのスバルWRX-STIでショートコースのベストタイムは36秒台だ。草野球とはいえ、サーキットで1秒はもちろん、コンマ1秒さえ削るのは難しいと痛感する。まさに真剣勝負のスポーツだ。