モータースポーツの最高峰「世界ラリー選手権」愛知・岐阜で開催 日本は今、スポーツカーの黄金期かもしれない

日本はスポーツカーを生産する稀有な国

   日本ではバブル崩壊以降、若者のクルマ離れが進んだといわれる。世界的にもミニバンやSUVが新車販売のトレンドで、日本ではクーペタイプのスポーツカーの需要は年間新車販売台数のわずか1%とされる。

   野球やサッカーなど人気のプロスポーツに比べ、F1やWRCを愛するモータースポーツファンは日本では圧倒的に少ない。それでも日本は今も多くのメーカーがスポーツカーを少数ながら開発・生産する稀有な国だ。

   欧米メーカーと比較しても、日本は車種の多様性に富んでいる。トヨタ自動車はGR86、GRヤリス、スープラ、日産自動車はフェアレディZ、ホンダはプレリュード、シビック・タイプR 、SUBARU(スバル)はBRZ、WRX-S4、マツダはロードスター、スズキはスイフトスポーツ、ダイハツ工業はコペンなど枚挙に暇がない。日産GT-Rに続き、トヨタスープラやダイハツコペンも近く生産中止になるようだが、ホンダプレリュードのように往年の名車が復活するケースもある。

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