高市早苗首相が2025年10月30日に韓国・慶州でAPEC首脳会議に出席し、李在明大統領との初会談に臨んだ。SNSでは、高市氏が李氏から贈られた「韓国コスメ」のブランドが注目を集めている。高市氏「韓国のりは大好き。韓国コスメも使っています」韓国大統領室の公式サイトで報道官が伝えたところによると、非公開の会談では李氏が冗談を飛ばすなど、和やかな雰囲気だったという。このとき、日韓で交わされた贈り物については、下記のように明かしていた。「就任記者会見で韓国ノリが好きで韓国化粧品を使うと言っていた高市首相の好みを考慮し、李大統領は韓国の化粧品とノリを贈り、高市首相は李大統領の故郷である安東市と姉妹提携を結んでいる鎌倉市で製作した碁石と碁笥(ごけ)を、囲碁好きな李在明大統領に贈りました」高市氏は10月21日の就任記者会見で、韓国メディアから日韓関係について心配の声が寄せられた際、「韓国のりは大好き。韓国コスメも使っています。韓国ドラマも見ております」と語り、その率直なコメントが注目を集めていた。SNSでは、「韓国コスメ」ユーザーであることを明かしていた高市氏に李氏が贈った「韓国コスメ」のブランドを知りたいとする声が相次いでいた。「韓国コスメの代表製品17種を詰め合わせ」こうした中、韓国の日刊経済新聞・毎日経済は11月2日、「APECで輝いた韓国コスメ...オリーブヤング、国家首脳らに公式贈答品」との記事を公開した。投稿には、高市氏をはじめ、APECに出席した首脳陣らに贈られた化粧品の写真が添えられている。これらは韓国を代表するヘルス&ビューティーストア「オリーブヤング」が提案したもので、「インディーズからプレミアムブランドまで 韓国コスメの代表製品17種を詰め合わせ」たという。化粧品のラインナップについて、「韓国を代表するコスメ製品のプラットフォームとして、韓国コスメの真の魅力と競争力をバランスよく見せられるようパッケージを企画し、公式贈答品として採用された」としている。SNSでブランド特定「言わずと知れた名品ばかりで納得の国'sPICKラインナップ」こうした画像はSNSでも拡散され、日本のユーザーらが具体的なブランドの「特定」を進めた。日本でも人気のある「TIRTIR(ティルティル)」のクッションファンデーションや「rom&nd(ロムアンド)」のリップグロスをはじめとする比較的手頃なメイクアップアイテムをはじめ、「ジョンセンムル」のクリームや「YUNJAC」の美容液、「Sulwhasoo(雪花秀)」の美容液など、高級路線のスキンケア用品もピックアップされている。コスメだけでなく、ヘアケア用品もある。「Dr.FORHAIR(ドクターフォーヘア)」の頭皮用シャンプーや「LABO-H(ラボエイチ)」の髪用美容液、韓国風の大きめな巻き髪を作るのに最適だという「VODANA(ボダナ)」のヘアアイロンもあった。SNSでは、「高市首相に渡された韓国コスメ特定した 言わずと知れた名品ばかりで納得の国'sPICKラインナップ、、」「ジョンセンムルってやはり国'sピックされるくらいいいんだなー! 高いけど買わなきゃ、韓国で買ってくるぞお!」などとする声が上がった。一方、メイクアップアイテムには比較的若年層向けのブランドが多いことから、「espoirとtorridenとrom&ndお揃いで羽根生えた でももっといいやつかとおもてたらプチプラで笑う。サナやで? ほまにいうてる?」「人気ラインだけど、でもこの価格帯を首相からの贈り物にする...? 信じ難いわ」などと突っ込む声もある。
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