どうなる今オフFA戦線 識者注目のパ・リーグ外野手は「今が売り時」、巨人入りをプッシュ

    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年11月4日にユーチューブを更新し、国内フリーエージェント(FA)権を保有する日本ハムの松本剛外野手(32)の去就を独自予想し、巨人入りをプッシュした。

  • 画像はイメージ
    画像はイメージ
  • 画像はイメージ

「松本の居場所が難しくなっている」

    帝京高校出身の松本は、11年ドラフト会議で日本ハムから2位で指名され入団した。プロ2年目の13年に1軍デビューを果たし、17年には1軍に定着した。

    18年から21年まで出場機会が減少するも、新庄剛志監督(53)就任1年目の22年にレギュラーの座を奪い返した。117試合に出場し、打率.347、3本塁打、44打点を記録。打率はパ・リーグトップで、初の首位打者となった。

    23年は134試合に出場して打率.276。24年は127試合に出場し打率.236と振るわず、今シーズンの出場は、66試合にとどまり、打率は.188と低調だった。

    日本ハムのOBでもある高木氏は、「なかなか(松本の)居場所が難しくなっている」とし、「(捕手の)郡司(裕也)がレフトをやるくらいだから。そこには、本当は水谷(瞬)がいて、センターには2人いる。五十幡(亮汰)、矢澤(宏太)。そして万波(中正)がいる。そうなると、本当に出番がない」とチームの現状を解説した。

    松本はシーズン中の9月に国内FA権を取得した。スポーツ紙の報道によると、松本はクライマックスシリーズ終了後、FA権の行使に関して「今はまだ何も考えてないです」と語り、去就について明言を避けたという。

姉妹サイト