「女子高生コンクリ詰め殺人」被害者写真を背景に使用 インドネシア人YouTuberが動画削除、謝罪

「軽率にもオマージュのつもりで行ってしまった」

   ジャッジさんは、11月4日も釈明を続け、NERROR のコーナーについて、「視聴者の皆さんも私も、私たちなりの物事の参照点を持っています。それらはそんなに浅いものではありません」とした。ただ、「混乱を招いてしまったことについては、お詫びします。文脈から切り離して見ると、どれほど悪く見えるか分かります。次回からは、もっと注意します」と謝罪もつづった。

   さらに、「本当に、誰かを傷つけたり、ましてや誰かを侮辱するつもりはまったくありませんでした。本当に申し訳ありません」「皆さんからのフィードバックと修正、ありがとうございます。これは私にとってとても重要で、ここから多くを学びました。そして、これからもこれを心に留めておきます」などと付け加えた。

   女子高生コンクリ詰め殺人事件を巡る投稿は、5日になって、日本のネット上でも取り上げられて、大きな騒ぎになった。チャンネル動画の投稿欄には、「なんでそんな事ができるの?」「絶対に許さない」などと日本からも続々書き込まれている。

   ジャッジさんは5日、英語のほか日本語でもXに釈明を出した。日本語では、次のように謝罪した。

「前回の動画に関してお寄せいただいたご懸念やご意見を、すべて拝聴し、深く理解いたしました。私たちが軽率にもオマージュのつもりで行ってしまった行為は、皆様から無礼で配慮に欠けるものとして正しくご指摘いただきました。今回の判断力の著しい欠如につきまして、心よりお詫び申し上げます」

   4日に事態の全容をつかんだ後、投稿した動画を直ちに削除し、「チームと共に今回の行動について深く反省いたしました」と明かした。

「今回の過ちを消し去ることはできませんが、私たちはこの失敗から学び、今後の制作プロセスを変革していくことを固くお約束いたします」
「この度の件で、被害者の方、ご遺族の方々、視聴者の皆様、共同制作者の皆様、そしてすべての方々に深くお詫び申し上げます。意図的に危害を加えるつもりは一切ございませんでしたが、行動の結果(影響)は意図よりも遥かに重要であると認識しております」

   そして、最後に「私たちを戒め、責任を追及してくださったことに心から感謝申し上げます」と締め括っている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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