「中国も絶対やり返してくるけど...いいんじゃないですか」 橋下徹氏は中国総領事の「ペルソナ・ノン・グラータ」賛成

   高市早苗首相の台湾有事に関する国会発言、中国の薛剣在大阪総領事による「汚い首は斬ってやるしかない」というSNS投稿、これをめぐり日中双方の非難の応酬が止まらない。2025年11月16日の情報番組「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)は総領事に対して、与党内から「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として国外退去を求める声が強まっていることを紹介した。

  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
    橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 波紋を広げた中国の薛剣駐大阪総領事の投稿。現在は削除された
    波紋を広げた中国の薛剣駐大阪総領事の投稿。現在は削除された
  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 波紋を広げた中国の薛剣駐大阪総領事の投稿。現在は削除された

高市発言は「一部の強硬な支持者向けにちょっと前のめり」

   レギュラーコメンテーター元大阪市長の橋下徹さんは高市首相の「存立危機事態」発言について、「あれだけむちゃくちゃなこと(総領事のSNS)を言われて日本が何も言い返せないのなら、こんなかっこ悪いことない。言い返せないならはじめから言わずに政府見解答弁でずっとおさえておけばよかった。僕が高市さんに対して一番懸念していることが出た」と批判した。

   そして、高市発言の背景について、「一部の強硬な支持者向けにちょっと前のめりの発言をしてしまった。僕はそれが武力行使につながるということを一番恐れていた」と付け加えた。

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