【高校サッカー】「飲酒」部員除き...興国高校が全国大会出場へ 「批判はすべて私ども学校運営者が受け止め」

「この決断を行ったのは私ども学校運営者です」

   同校は「もちろん、かかる決断については多くの批判があろうかと思います」と理解を示し、「この決断を行ったのは私ども学校運営者です。批判はすべて私ども学校運営者が受け止めますので、私どもの判断に従って出場する生徒たちに対する誹謗中傷はどうかお控えいただきますようお願いいたします」と訴えた。

   また、ケガや不調で試合に出ないケースもありうるとし、「憶測で飲酒した生徒を特定するようなこと」は控えるように呼びかけ。飲酒した生徒には「一度の失敗で切り捨てるのではなく、再チャレンジに向けて手を差し伸べることも教育の一環」と支援を図るともいう。

   サッカー部をめぐっては、「300人近い部員を十分に管理できていないことが本件の原因ではないか」との指摘も受けたといい、

「本校としては、複数のチームに分けて指導者・トレーナー等も20人以上配置するなど、できる限りの管理体制を整えてきたつもりでしたが、本件の発生を受けて、私生活に関する指導も含めた教育体制全般について改めて見直して参りたいと考えております」

と対応を伝えた。最後は「この度は多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と結んでいる。高校サッカーの全国大会は12月28日に開幕する。

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