「井上尚弥戦は言い訳にならない」、WBOフェザー級王者が他団体王者「牽制」...「井上はまだ階級を上げない」王座統一戦アピール

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「フェザー級には統一王者が必要だ」

   エスピノサは「(フェザー級王者の)誰も井上尚弥を待っていない。彼はまだ階級を上げないのだから、その言い訳は通用しない。フェザー級には統一王者が必要だ」と主張したという。

   フェザー級の1階級下のスーパーバンタム級王者である井上は、12月27日にサウジアラビアで、WBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ、25)を相手に防衛戦を行う。

   ピカソに勝利すれば、26年5月に東京で世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T、27)と対戦する予定。井上は将来的にフェザー級転向を視野に入れているが、転向は早くても中谷戦以降となり、時期に関しては不透明だ。

   現在、フェザー級にはエスピノサ以外に3人の正規王者が存在する。

   WBAはニック・ボール(英国、28)、WBCはスティーブン・フルトン(米国、31)、IBFはアンジェロ・レオ(米国、31)が王座を保持。WBA王者ボールは、井上との対戦を望んでおり、実際、12月の対戦候補に挙がったが、井上陣営が軌道修正した。

   フェザー級統一王者を目指すエスピノサは、「俺のチームに働きかけて、彼ら(他団体王者)をリングに立たせるつもりだ。実現さえすれば、順番はどうでもいい。彼らは明らかに互いに戦いたがっていない。だから俺が全員を追いかける」と意気込みを語ったという。

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