過熱する日中空中戦、台湾与党も日本語で「テンプレ祭り」参戦 中国外務省は「新色」投入、また「おもちゃ」に

「大判焼外交部ジェネレーター」が大人気

   こうした中、中国国防省報道官や中国外交省報道官は、SNSで日本語の「警告」文章を発信している。

   人民解放軍の公式Xは青い背景に白文字のフォーマット、中国外務省報道官(CHINA MFA Spokesperson)公式Xは赤と黒のグラデーション背景に、白とオレンジ色の文字を組み合わせたフォーマットを使用し、強い言葉で主張を続けている。

   一方で、日本のユーザーらはこれを「パロディ」し応酬。

   近代地歴の解説動画を投稿しているYoutuber・破綻国家研究所さんが15日、「例のアレ、ジェネレーターを作ってみた」として「大判焼外交部ジェネレーター」を公開すると、さらにこの流れは活発になった。誰でも簡単に「中国外交部報道官風」の画像を生成できるとして、複数のユーザーらが「ネタ投稿」を行っている。

   台湾の与党である民進党公式Xも18日、同系統のデザインを用いた投稿を行った。

   赤と黒のグラデーションの背景に白文字で「中国は大国としての責任を示し、地域の『トラブルメーカー』にならないように自制すべきだ」とつづり、署名には頼清徳総統の名前が添ええられている。画像上部のイラスト部分には民進党の頭文字・DPPのロゴをあしらい、中国外務省報道官による投稿を再現した。画像は、頼総統の17日の発言を伝えたものだ。

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