韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)が2025年11月19日、今オフ大リーグに挑戦する韓国出身ソン・ソンムン内野手(29)の特集記事を組み、大リーグでの活躍に大きな期待を寄せた。今季は打率.315、26本塁打、90打点、25盗塁を記録ソンは韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズに所属する選手で、今シーズン、ロサンゼルス・ドジャースでプレーしたキム・ヘソン内野手(26)の元同僚。球団公式サイトによると、身長182センチ、体重85キロの右投げ左打ちの内野手だ。15年にキウム・ヒーローズに入団し、22年シーズンにレギュラーの座を獲得して頭角を現した。昨シーズンは142試合に出場し、打率.340、19本塁打、104打点、21盗塁、出塁率と長打率を合わせたOPSは.927だった。今シーズンは144試合に出場して打率.315、26本塁打、90打点、25盗塁を記録。OPSは.917だった。今オフにポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦する。今シーズン、韓国出身のキム・ヘソン内野手(ドジャース、26)、イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ、27)、キム・ハソン内野手(ブレーブス、30)らが大リーグでプレーした。パイレーツのペ・ジファン外野手(26)は、4月上旬にマイナーに降格した。このような状況の中、大リーグに挑戦するソンに対する韓国メディアの期待が高まっている。「スターニュース」は、「米メディア『ソン・ソンムン、イ・ジョンフやキム・ヘソンよりパワーが優れている』6球団が関心」とのタイトルで記事を公開した。「ソンは多才多芸で打撃感覚も優れている」記事では「ソン・ソンムンに対する米国現地の高評価が連日続いている。11月15日と16日に行われた日本との強化試合で自身の価値をさらに高めたとみられる」と分析した。韓国代表は15日と16日に、東京ドームで日本代表との強化試合を行い、ソンは打撃で猛アピールした。初戦では、広島・森浦大輔投手(27)からソロ本塁打を放ち、第2戦は5打数2安打2打点の活躍を見せた。記事では、米メディアの報道を次のように紹介している。「現地の報道では、『ソンは多才多芸で打撃感覚も優れている。まだポスティング手続きは開始されていないが、すでに大リーグの関心を集めている選手だ』と紹介されている。さらに『イ・ジョンフよりもパワーが優れており、守備面ではキム・ヘソンがやや優れているが、ソン・ソンムンはパワーをより備え、速球への対応も少し良い』との評価だ」今オフ、ソンの大リーグ移籍は実現するのか。「スターニュース」によると、ニューヨーク・ヤンキース、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブス、シアトル・マリナーズ、ロサンゼルス・エンゼルス、ピッツバーグ・パイレーツの6球団が、ソンに興味を示しているという。
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