百田尚樹氏、赤沢経産相「天才だな」と小説褒められ...心境明かす Amazonでは在庫切れに

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   日本保守党の百田尚樹代表が2025年11月20日にX上で、同日行われた参院経済産業委員会で、赤沢亮正経産相から「百田先生の小説はほぼ全部読んでおります」などと言われたことについて、「私は褒められると弱いのです」とXで心境を明かした。

  • 日本保守党の百田尚樹氏(2017年撮影)
    日本保守党の百田尚樹氏(2017年撮影)
  • 赤沢亮正経産相(2025年10月1日撮影)
    赤沢亮正経産相(2025年10月1日撮影)
  • 日本保守党の百田尚樹氏(2017年撮影)
  • 赤沢亮正経産相(2025年10月1日撮影)

赤澤氏「震えた覚えがあります」

   初の国会質問に臨んだ百田氏は20日、赤澤氏と対米投資などを議論。百田氏はまず、赤沢氏の大臣所信の一部表現について質問。「永遠の0」「海賊とよばれた男」などのベストセラー作品を手がけてきた百田氏は、こうした表現が一般人にとっては分かりづらいと指摘した。

   この指摘に対し、赤沢氏はまず、「私は、百田先生の小説はほぼ全部読んでおります。特に至高だと思ったのは、『プリズム』。読んでいて『こんなことを書ける人がいるのだ。天才だな』と思って、何年も前ですけど震えた覚えがあります」と明かした。

   その後、分かりやすい表現を心掛けている一方、政策の意図を正確に伝える観点から、「あの内容を全部言おうとして、あれより分かりやすく書くことができなかったというのが実態である」と説明。そして、今後も分かりやすい表現になるよう努めるとした。

   その後、このやり取りはSNS上で注目を集め、「今の内閣みんな答弁めちゃくちゃ上手くて痺れる」「赤澤大臣、本当に侮れないですね」「褒め殺し」「プリズム、読んでみよう」などと反響が広がっている。

   また21日14時時点で、通販サイトAmazonの「プリズム」は在庫切れ状態に。同書を発行する幻冬舎の「幻冬舎文庫」ランキングでも1位の状態になっている。

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