中国政府「テンプレ祭り」、なぜか日経とばっちり 半年も早く始めていたのに!

   日本を批判する中国政府の「画像ミーム」が、思わぬ方向に飛び火している。

  • 日経電子版広報部のX。このスタイルは、遅くとも2025年2月には始まっていた
    日経電子版広報部のX。このスタイルは、遅くとも2025年2月には始まっていた
  • 中国外務省・毛寧報道局長のポスト。さまざまなバリエーションが登場している
    中国外務省・毛寧報道局長のポスト。さまざまなバリエーションが登場している
  • 日経電子版広報部のX。このスタイルは、遅くとも2025年2月には始まっていた
  • 中国外務省・毛寧報道局長のポスト。さまざまなバリエーションが登場している

「大判焼外交部ジェネレーター」が大人気

   高市早苗首相の国会答弁と中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事による過激なX投稿などで日中間の緊張感が高まる中、中国国防省報道官や中国外務省報道官は、SNSで日本語の「警告」文章を相次いで発信している。

   人民解放軍の公式Xは青い背景に白文字のフォーマット、中国外務省報道官(CHINA MFA Spokesperson)公式Xは赤と黒のグラデーション背景に、白とオレンジ色の文字を組み合わせたフォーマットを使用し、強い言葉で主張をつづったものだ。

   一方で、日本のユーザーらはこれを「パロディ」化し応酬。

   近代地歴の解説動画を投稿するYoutuber・破綻国家研究所さんが2025年11月15日に「例のアレ、ジェネレーターを作ってみた」として「大判焼外交部ジェネレーター」を公開すると、さらにこの流れは活発になった。誰でも簡単に「中国外交部報道官風」の画像を生成できるとして、複数のユーザーらが「ネタ投稿」を行っている。

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