ビートたけし、維新の連立でツッコミ「乗っ取ってしまおうという根性じゃ」...維新・吉村代表は苦笑いで一言

   「日本維新の会」代表の吉村洋文・大阪府知事は、2025年11月23日の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)に出演、司会のビートたけしさんに「高市自民党との連立は続けられるのか」といじられた。

  • 吉村洋文代表(2019年撮影)
    吉村洋文代表(2019年撮影)
  • ビートたけしさん(2015年撮影)
    ビートたけしさん(2015年撮影)
  • 吉村洋文代表(2019年撮影)
  • ビートたけしさん(2015年撮影)

「まさか連立組むほど、すごいことになったのか」

   たけしさんは「維新の会はテレビ人気で食い込んできたなと思ったけど、まさか連立政権組むほどすごいことになったのかと、ひっくり返りましたね」とからかう。

   さらに、たけしさんは、連立の狙いは自民党乗っ取りではないかとツッコミ。「われわれは公明党を見ている時は、失礼だけど、全然怖くないのよ。人数合わせだからと思って。公明党が自民党を乗っ取ることは、絶対あり得ないと思ってるわけ」としながら、しかし維新の会は「俺は乗っ取ってしまおうという根性じゃないかなと思うんだけどなあ」とたけしさんはいう。

高市首相を「そんなに信用して大丈夫か?」

   番組進行役の阿川佐和子さん(エッセイスト)も、「乗っ取るつもりなんですか」と追い打ちをかける。吉村代表は「いや、乗っ取るほど力ないです」と苦笑いだが、たけしさんは「維新が乗っ取ろうって感じで見てるんだけど。このままいくと......」とダメ押しをする。

   吉村代表は「高市さんは信用してます。(連立)合意もしてます」と語っていたが、たけしさんは番組のエンディングで「そんなに信用して大丈夫か」とまぜかえした。

   たけしさんは「われわれがちょっと心配するのは、(相手は)自民党だからね。とんでもねえタヌキばっかりなのに、それで連立組んでうまいこと巻き込まれるのが、今までの歴史だけど、それをどう跳ね返して、どう維新の会の色を出していくかっていうのが(今後の課題)。まだ先の話にはなると思うけど、そんなに急いではできないと思うけども、この話(きょうの番組)を一応録っておいて、何年か後に『ほら見ろ』と言うか、『よくやった』と言うか。どっちになるんでしょうか。お楽しみに」とまとめた。

   維新の会が自民党を乗っ取るより、自民党に飲み込まれる恐れはないのだろうか。

(シニアエディター 関口一喜)

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