続投表明から1か月「ラブホ密会」の小川晶前橋市長、一転辞職へ 「悩み抜いた末の判断です」Xで思い赤裸々

「一度市長職を離れ、自らの行動に対するけじめをつけることが最善」

   退職を決めた理由については、次の定例会で補正予算案や教育・福祉に関わる大切な議案の提出が予定されている点を挙げ、「前橋の未来に不可欠な議論が控えているこの時期だからこそ、一度市長職を離れ、自らの行動に対するけじめをつけることが最善だと判断しました」とした。

   また、前橋市への思いを次のように表現した。

「前橋をもっとよくしたい。市民の皆さんと一緒に大好きな前橋をつくり続けたい。その思いは今も変わりません。変わり始めた前橋をここで止めるのではなく、確かな未来へ進めていくことが、私が果たすべき責任だと強く感じています」

   一方で、「私の行動が、市民の皆さんにご迷惑や誤解を生んでしまったことは、どれだけ謝っても尽きるものではありません。だからこそ、今回の決断をもって一度立ち止まり、自らの姿勢を正し、信頼を取り戻すために全力で行動してまいります」と反省をつづった。

   職員に向けては、「本来業務以外の負担をかけてしまったことを深くお詫びします」と謝罪し、「市民の暮らしを支える皆さんの仕事に、私はいつも励まされてきました。どうか胸を張って、市政の最前線を引き続き支えてください」と呼びかけた。

   市民に向けては「皆さんの笑顔、子どもたちの元気な声。市長として皆さんに寄り添えた日々は、私の人生で何よりの誇りです。心より感謝申し上げます」としている。

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