「一度市長職を離れ、自らの行動に対するけじめをつけることが最善」
退職を決めた理由については、次の定例会で補正予算案や教育・福祉に関わる大切な議案の提出が予定されている点を挙げ、「前橋の未来に不可欠な議論が控えているこの時期だからこそ、一度市長職を離れ、自らの行動に対するけじめをつけることが最善だと判断しました」とした。
また、前橋市への思いを次のように表現した。
「前橋をもっとよくしたい。市民の皆さんと一緒に大好きな前橋をつくり続けたい。その思いは今も変わりません。変わり始めた前橋をここで止めるのではなく、確かな未来へ進めていくことが、私が果たすべき責任だと強く感じています」
一方で、「私の行動が、市民の皆さんにご迷惑や誤解を生んでしまったことは、どれだけ謝っても尽きるものではありません。だからこそ、今回の決断をもって一度立ち止まり、自らの姿勢を正し、信頼を取り戻すために全力で行動してまいります」と反省をつづった。
職員に向けては、「本来業務以外の負担をかけてしまったことを深くお詫びします」と謝罪し、「市民の暮らしを支える皆さんの仕事に、私はいつも励まされてきました。どうか胸を張って、市政の最前線を引き続き支えてください」と呼びかけた。
市民に向けては「皆さんの笑顔、子どもたちの元気な声。市長として皆さんに寄り添えた日々は、私の人生で何よりの誇りです。心より感謝申し上げます」としている。
市民の皆さま、そして現場で市民サービスを支えている職員の皆さま、事業者・団体の皆さまに、多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
— 小川あきら 前橋市長 (@akira_ogawa1221) November 25, 2025
本日、27日付で退職することを決断し、議長に退職願を提出いたしました。…