「フラットに見たら天心の勝ち」、亀田和毅が判定に異論...「昔の亀田家と一緒」主張もファンは疑問視

「完勝で拓真が勝ったのではない」

   「日本人同士が日本でやる世界戦で、日本人がジャッジにつく。これはどうなのかと思う。なんでかと言うと、世界戦。日本タイトルマッチじゃない。世界だから、世界のジャッジを入れなあかん。日本のジャッジは基本、前に出た選手に(ポイントを)つける。世界は違う。天心と拓真の試合をラスベガスでやっていたら、天心が勝っている。完勝で拓真が勝ったのではない。俺は天心が勝ったと思っている」

   そして、こう続けた。

   「(ファンは)先入観で見るところがある。『天心は強い』と。ちょっと押されたら『あれっ?やられてる?』というふうに見る。これは昔の亀田家と一緒。お兄ちゃんは、KOでずっと勝ってきて、1回ちょっとやられたら『負け』みたいな。そういう風に見られる。天心がまさにそれ。あれをフラットに見たら天心の勝ち。アメリカに行ったら、『天心の勝ち』と言っている人がいると思う」

   動画のコメント欄には、亀田の見解に対して、以下のような疑問の声が上がった。

   「日本・海外含めて、昨日の試合で天心勝ちって言ってる奴初めて見た」「この人大丈夫か?」「海外ボクシングのファン採点118対110でしたよ」「ジャッジが日本人だからぁ~ってメキシコ人ジャッジも116-112つけてたんですがそれは...」「素人から見ても那須川のパンチ当たってなかったけど」「天心の勝ちって言ってるプロや有識者はほとんどいないぞ」「全くもって見る目ないな」

   初の世界タイトルマッチで敗れ、初黒星を喫した那須川。スポーツ紙の報道によると、那須川は試合後、自身の敗戦を認め、改めて世界王者を目指していくことを明言したという。

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