「こんなところからも」 アサヒグループにサイバー攻撃、個人情報191万件中152万件が流出した場所

   アサヒグループホールディングスは2025年11月27日、ランサムウェア(身代金ウイルス)攻撃によって、191万4000件の顧客や従業員の個人情報が流出した可能性があると発表した。どこから漏れたのか。28日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)はこの事件を詳しく伝え、レギュラーコメンテーター・玉川徹氏(ジャーナリスト)は「こんなところからも(自分の)情報が流出してしまうのか」と驚くばかりだった。

  • ランサムウェア攻撃によって情報が流出した可能性も(画像はイメージ)
    ランサムウェア攻撃によって情報が流出した可能性も(画像はイメージ)
  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
    玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
  • ランサムウェア攻撃によって情報が流出した可能性も(画像はイメージ)
  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)

こんなに細かい個人情報の書き込みが必要なのか?

   玉川氏は「なんで191万件も(流出が)あるのかなと思って調べてみたら、そのうち152万件はお問い合わせなんですよ、お客さんからの」と報告。「そのお問い合わせフォームを見ると、お客さんの情報を書き込む欄があって、必須なのはメールアドレスと名前とふりがななんですね。そのあとに電話番号とかも、任意で書き込めるようになっているんですよ」と、問い合わせにそこまで細かい個人情報を求める必要があるのかとあきれる。

   問い合わせる側はアサヒグループという大会社を信用して書き込んでいたわけだが、今回、それがそっくり漏れてしまったらしいということだ。玉川氏は「問い合わせっていうのが、こうやって漏れるということを、ぼくも考えなかったので、ここはちょっと盲点だったなと。企業側がじゃなくて、われわれ消費者がね」と悔やむ。

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