北米で人気の「のり巻きロボット」は販売台数5年間で2.5倍
鈴茂器工の寿司ロボットの市場シェアは世界、国内ともに第1位。2025年6月の日経新聞記事によると「のり巻きロボット」は北米で人気が高く、販売台数は5年間で約2.5倍に伸びた。
三菱総合研究所は2020年、大衆向け飲食店舗の2030年時点の未来像として、「食材カットや下ごしらえといった手間のかかる作業はロボットが行い、調理師は仕上げなどの繊細な仕事に集中。配膳はほぼロボットが行ってくれるようになる」と予想した。
ロボットが単純作業を担い、人はコミュニケーションや店の魅力を高める創意工夫に励む。そんな協働が進んでいけば、飲食業界でロボットが不可欠な存在になる日が来るのかもしれない。
(ジャーナリスト 橋本聡)