「日本と中国の争いは、もはや文明と野蛮の対決へと成り下がった」
エンターテインメント業界を巻き込んでの混乱が続く中、SNSでは、悉尼奶爸さんが29日に公開した短い動画が反響を呼んでいる。投稿には「抗日艺术新高潮,继续憋死小日本(抗日芸術の新たな頂点だ。引き続き小日本を締め上げてやろう)」とのコメントが添えられており、「小日本」は、日本を侮蔑するスラングとして使われる。
動画では、驚く大槻さんがスタッフに連れられてステージを降りるかたわら、新たにステージに現れたのは中国の習近平国家主席だ。華やかな赤い花柄のチャイナスーツに身を包んだ習氏は、ポケットから赤いスカーフを取り出すと、軽快な音楽に合わせてスカーフを振り回し、ダンスを始めた。会場の観客も、楽しそうに拳を振り上げている。
悉尼奶爸さんは、大槻さんの歌唱中断に関する報道に対し、「素晴らしい! 反日運動で一万人規模のコンサートが中止に、現場で歌を止めるために電源を落とす事態だ 田舎者に牛耳られた中国が、再び世界を震撼させた 日本と中国の争いは、もはや文明と野蛮の対決へと成り下がった」と皮肉をつづっていた。
なお、悉尼奶爸さんは18日頃にも、外務省の金井正彰アジア大洋州局長と、中国外務省の劉勁松アジア局長の協議後に撮影された動画をパロディー化した「ダンシング局長」動画を公開。派手な赤い花柄のチャイナスーツを着た劉氏が、頭を下げるような素振りを見せた金井氏の前でノリノリのステップを刻む動画が話題を集めていた。
今回の「ダンシング習近平」動画にも、「素晴らしい動画wwwww」「もうミーム化したか」「You are using AI the most skillfully and appropriately in the world.(あなたは世界で最も巧みかつ適切にAIを活用しています)」など、面白がる声が上がっている。
抗日艺术新高潮,继续憋死小日本 https://t.co/OLRFm8yzp4 pic.twitter.com/7mBsO3qLVy
— 悉尼奶爸 SydneyDaddy 雪梨奶爸 ???????? (@SydneyDaddy1) November 29, 2025